- 前は残業してたけど、これからは17時に絶対退勤したい
- 急なお休みがあることを伝えておきたい
育休復帰を控えた今、職場に伝えたいことがたくさんありますよね。
育休復帰したママは、前の自分より制約が増えるので、(というか別人なので笑)復職面談で職場に伝えておくべきことがたくさんあるのが当然です。
ただし、自分の要求ばかりにならないよう、職場へ賢く伝える工夫が必要です。
この記事では、絶賛ワーママ挑戦中でもあり、人材業界の営業として日々たくさんの職場を見てるプロとして、復職面談のノウハウをお伝えします。
育休明けの復職面談で話すべきことを6つのステップで紹介します
この記事を読めば、職場にマイナス印象を与えることなく、今の自分の状況を伝えることができます。
復職面談は育休復帰の第一歩!一緒に準備していきましょう!
復職面談の話し方6ステップ
- 役割の確認
復帰後の自分は何を求められている? - 自分のスタンスを伝える
仕事と子育てのバランス、どこまでやるつもりがあるか - 懸念点を伝える
お迎え時間や急な休みなど、現状 - 懸念点に対して自分が努力しようと思っていることを伝える
仕事の効率化や家族の協力など、努力できること - 上司や職場にお願いしたいこと
自分の努力ではどうにもできず、助けて欲しいこと - 質問事項
初日のことは必須
順番に紹介していきますが、気になる項目にジャンプしてもOKです。
復職面談の目的をおさらい
「復職面談で話すこと」の内容に入る前に、あたらめて復職面談の目的をおさらいしてみましょう。
もちろん久しぶりのアイスブレイク的な意味合いもあるけど、端的にいうとこれだよね。
上司の目的を理解し、自分にとっても上司にとっても有意義な場になるように意識して話していきましょう。
それでは、復職面談で話すべきことを6つのステップで順番に説明していきます。
役割の確認
復帰後の自分は何を求められている?
まずは復帰後の私が「どんな役割でどれだけの仕事量をこなさないといけないのか」把握しましょう。
①仕事の内容
担当内容、量、目標
②チームの一員としての役割
例えば…
時短で効率よく働く姿を周りに見せてほしい
新たな目線でアイディアを出してほしい
新卒の子の育成をしてほしい
この面談を基にポジションを決める上司もいるので、細かい話まで聞けない可能性もあります。それでも、現時点の予定は聞いておきましょう。
今後、日々どれだけの効率化が求められるかイメージでき、作戦を考え始めることができますよ。
自分のスタンスを伝える
ここが1番大事!!
- 毎日保育園が閉まるギリギリまで預けて、仕事での成果を出したい
- 子どもが3歳になるまでは定時で上がり、子どもとの時間を最優先したい
極端ですが、あなたはどっちですか?
家族のサポートや家の距離など、置かれた環境が同じだとしても、自分のスタンス(どんなルールで働くか)で仕事への関わり方は全く変わってきます。
まずは自分のスタンスをしっかり考え、上司に伝えましょう。
私の場合、昇進に大事な時期だったので「多少残業をしても成果を出したい」と考え、上司に伝えました。
- 17時から21時は子どものことがあるので基本仕事できません
- 時間が限られる分、効率良く働き、成果を出したいです
- 必要な場合は21時以降に仕事をします(在宅勤務ができるため)
私は「仕事寄り」ですね
懸念点を伝える
「今、私こんな状況なんです」をさらけ出しましょう。
上記で伝えたスタンスで仕事をしていくうえで、懸念点を伝えましょう。
悔しいけれど、これを聞いて喜ぶ上司はいないです。
ママは悪くないのに、肩身の狭い思いをする理由はここにある気がします。
しかし、特に男性の上司だったり、育休復帰のママが初めての職場だとワーママにどんな制約があるのか全くイメージができていない可能性もあります。
言いにくいと思いますが、絶対に起こることなので伝えておきましょう。
がんばれ!!
懸念点に対して自分が努力しようと思っていることを伝える
ここからは、やる気の見せどころ!
先ほど話した懸念点は、「どうしようもない事実」です。
それに対して、まずは自分でどんな努力ができるのか考え、伝えましょう。
- 仕事の効率化
どんな風に、まで話せればベスト - 仕事の見える化
自分がいなくても仕事が止まらないよう、誰が見ても分かるようにする - 休みやお迎えはパパやおばあちゃんと分担
仮に3人で分担できればお休みは1/3で良くなる - 在宅勤務の環境を整える
急ぎの仕事は寝かしつけ後にできる
この姿勢は、今後復帰した後に周りの人も注視しています。
「あの人は一生懸命やっているし助けてあげたい」そう思われるワーママになってほしいです。
まずは自分で頑張ろうとしていない人は助けたくないもんね。
上司や職場にお願いしたいこと
感謝の気持ちを忘れずに。
上記の自分の努力ではどうにもならないことはたくさんあります。
こんな懸念点に対し、自分はこんな努力をするつもりです。それでもどうしようもない○○を助けてほしいです。
「具体的に」周りにお願いしましょう。
「察して助けて」の姿勢ではダメです。
私自身が育休復帰して実感したことなのですが、残念ながら、職場の周りの方は子育てママが何に困っているかなんて分かりません。
あの人子育てしながらなんだ、大変だなあ。こっちに迷惑かからないといいなあ
くらいに考えている方が多いです。
「何を助けてほしいか」しっかり伝えましょう。
ワーママは誰かに助けてもらうことが多くなりがちなのは事実です。
感謝の気持ちを持ち、自分が仕事しやすい環境にしていきましょう。
質問事項
疑問点は確認しておきましょう。
- 最近の職場事情
メンバーのこと、人事異動など - 仕事のやり方で大きく変わったこと
- 初日の時間と場所、持ち物
さいごに
いかがでしたか?
この記事では、復職面談で話すこと6つのステップでご紹介しました。「自分の状況を知ってもらう努力」は今後も大切になります。
復職面談は自分が働きやすくなるための第一歩、一緒に頑張りましょう。
※育休復帰準備をもっと進めたい方へ
育休復帰前に準備することのまとめ記事(仕事編)はこちら▼
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