- 出産前も大変だった仕事。育休復帰後に子育てと両立できる?
- 仕事も予習しておいた方が良いのかな…
- 復職面談で何を話せばいいんだろう…
と不安に思っていませんか?
出産を経験し、自分を取り巻く環境が大きく変わったママ。
育休復帰前に仕事に関して不安に思うのは当然です。
でも、心配し過ぎないで大丈夫。安心してください!
しっかり準備をして臨めばワーママは難しいことではありません。
もちろん大変な時もある。
でも今!ワーママを頑張っている仲間はたくさんいますよ!
絶賛ワーママ挑戦中でもあり、人材業界の営業として日々たくさんの職場を見ているプロとして、育休復帰前にできる仕事の準備をお伝えします。
育休復帰前に準備するべき「仕事のこと」を紹介します
この記事を読めば、やるべきことが明確になり、不安が軽くなるはずです。
そして順番に対応していけば準備万端ですよ!
それではいってみましょう!!
育休復帰前に準備する仕事のこと7選
仕事のこと、思い出してきた?
上から順番に対応していくと準備完了します。気になる項目にジャンプしてもOKです!
ここからは、各項目を説明していきますね。
仕事のスタンスや長期的な計画を考える
誰かの真似じゃない。あなたはどんな働き方がしたい?
なんだ、概念的な話?と思うかもしれません。
ですが、育休復帰前に「自分にとって働くことの意味」を明確にしておくことは、1番大切な準備です。
「大変な思いをしてまで育休復帰をすると決めたのはなぜ?」
「あなたにとって働く意味って?」
「どんな働き方をしたい?」
考えてみましょう。
そして、その思いは今後一緒に生活を乗り越えていく家族とも共有することが大切です。
その他夫婦で話し合いたいことについては「ワーママがキャリアを諦めないための夫の戦力化。夫婦会議で話すこと6選を徹底解説!」にて細かく紹介しています。
夫婦での相談がこれからのママは必見!!
仕事の内容の予習をする
子どものいる「今の私」だったら?の視点で思い出してみよう
仕事を思い出すためのステップをご紹介します。
①仕事の種類をリストアップしてみよう
- 1日の流れにそって
- 仕事の流れにそって
- 時期により発生するもの
- 突発的にありそうなもの
など、どんな仕事があったか、項目のみで良いので思い出してみましょう。
②仕事の内容を思い出してみよう
リストアップした仕事の「内容」「やり方」を思い出してみましょう。
複雑な仕事や思い出すのに時間がかかった仕事については、自分用のマニュアルを作成してもOKです!
③ママとして働く対策を検討しましょう
- お迎えに間に合わせる
帰宅直前に仕事の依頼…どうする?
夕方の定例会議はどうする? - 急な呼び出し
出社後すぐ…アポイント直前…どうする? - 急なお休み
朝起きたら高熱…どうする? - 休みが続く
3日間高熱が続く…どうする?
など、「嫌だな」「困るな」と思うことを想定しましょう。
(残念ながら本当に起こることです)
対応方法に正解はありませんが、準備しておく必要はあります。
復帰前なのに、ここまでやる必要ある?
あります!!!!!
育休復帰後は忙しく、怒涛の日々です。ゆっくり考える時間はないでしょう。
何より「ある程度思い出してるもんね」という心の余裕があなたを楽にしてくれます。
仕事の予習のやり方については、別記事の「育休復帰したら仕事ができない?仕事の予習3ステップでママとして働く備えを!」にて詳しく説明しています。気になる方はご覧ください。
仕事の時短を考える
思い出した全ての仕事について、時短で終わらせる方法を検討しましょう。
ワーママにとっては「保育園のお迎え時間を死守すること」も大切なミッションです。
しかし、仕事を思い出せば思い出すほど、時間内に終わらせることができるのか、不安になりますよね。
ここでは、仕事の時短の3つの観点をご紹介します。
- 自分の作業を時短する
自分の仕事に関しては、工夫すればすぐに効果が出るのですぐ試してみましょう!
ex.関連作業は一緒に終わらせる、人に任せられる仕事は任せる、単語登録をする - スケジュール管理を工夫する
それぞれの作業スピードが早くても、スケジュール管理がグダグダでは時間内に仕事を終わらせることができません。
ex.都度計画を立て直す、定時1時間前にやることを整理する - 周りを巻き込む
仕事は1人で行うものではありません。周りの理解や協力は必須になります。
ex.定時で帰る人と認識してもらう、周りを知り助けてもらう
この他にも、仕事の時短術について、以下の記事で「ワーママが残業無しで帰るアイディア」を紹介しています。
育休復帰初日から試せるものがたくさんあるので、気になる方はぜひご覧ください▼
育休復帰後の働き方を考える
家族のために、権利は知っておこう!
仕事と子育てを両立するため、実はいろいろな制度があります。
・時短制度
これは有名ですよね。子が3歳になるまで勤務時間を6時間以下にできます。
- 良いところ:子どもとの時間が取れる
- 悪いところ:給与が減る、任される仕事の責任が減る
会社によってはもっと長い期間時短にできるところも!
・子の看護休暇
小学校入学前の子どもを養育している場合、有給休暇とは別に1年に5日まで病気や怪我の子どもの看護のために休暇を取得できます。
お子さんのお休みで有給を使い果たしてしまうママが多い中、欠勤や減給にならないための大きな味方です。
給与支払い対象になるかは会社によるよ
・時間外労働や深夜業の制限
小学校入学前の子どもを養育している場合、労働者が申し出た場合、労働させることはできません。
・フレックスタイム制度 時差出勤制度
時間に縛られない働き方は、特に保育園の送り迎えがある子育て家庭にはとっても助かりますよね。
- 朝はパパが送迎後、遅めに出社
- ママは時短勤務で早く上がりお迎え
なんてことも可能になります。
・在宅勤務
在宅勤務ができると、お子さんの体調不良によるお休みの回数をぐっと減らすことができます。
お子さんがお昼寝中に大事な仕事を集中して終わらせる…なんてことも可能です。
(ただし、子どもを見ながらの仕事は想像以上に進まないし、ストレスになるので注意!)
制度の有無やいつまで使用可能かは、企業によってカラーがあるよ。
自分の会社の制度を知っておきましょう!
復職面談に備える
実は上司だって不安。しっかり準備しましょう
急なお休みがあること言っておかなきゃ!
お迎えも17時は絶対!分かってもらわなきゃ!
職場に分かってもらいたいこと、たくさんありますよね。
もちろん、全て伝えてOKです。
ただし、「相手がどんな気持ちであなたを迎えるのか」意識して上手く伝える工夫をすることで、復帰後のあなたのためになります。
「こんなことが不安です!なので自分なりにこうやって頑張ろうと思っています。
でも◎◎だけはどうにもできず、助けてほしいです。 」
こんな言い方の方が伝わるはず!
復帰面談がない会社の場合でも、上記のことを伝える場を持つのは大切です。
自らコンタクトするか、復帰初日に時間を作ってもらいましょう!
復職面談については「育休明けの復職面談の話し方!賢く伝える6ステップを徹底解説!」の記事で詳細を紹介しています。
育休復帰初日に備える
いよいよ初日の準備に取りかかりましょう
ものをそろえる
- 仕事に必要なもの
スーツ、文具、時計、名刺入れ、バッグ、靴など - 勤務初日に必要なもの
手土産、会社で指示されたもの、保育園に提出する書類など
会社から指示されているものや、提出が必要な書類(就労証明書など)はしっかり準備しておきましょう。
その他日常で使うものは、1つでもいいので新調しちゃいましょう。新しいものをそろえるとウキウキしますよ。(そういえば、自分の物なんて久しく買ってなくないですか?笑)
挨拶を準備する
朝礼などで一言…が良くあるパターンです。
簡単に考えておきましょう。
本日より復帰をしました。子どもは〇歳で、保育園に預けているため〇時~〇時の時短勤務をさせていただきます。突然のお休みやお迎えなどで、ご迷惑をかけることもございますが、その分お仕事できる時に効率よく働き、早く戦力になれるように頑張ります。よろしくお願いいたします。
その他にも社内(メール)、社外(口頭・メール)と挨拶のタイミングはあります。
簡単にでも考えておくとスムーズです。
初日にやるべきことをメモしておく
お迎え時間との戦いは初日からスタートします。
しっかりと事前準備をして臨みましょう。
- 社内の挨拶
誰に直接行く?
メールで送るのは誰? - 手続き
人事から手続き指示があれば行う - PCセッティングやメール登録
ほとんどはPCの設定で終わるよーがんばれー!
復帰初日の準備について、以下の記事では「手土産のおすすめお菓子」や「挨拶で押さえておきたいポイント」も紹介しています。
初日準備を完璧にしたい!という方はぜひご覧ください▼
育休復帰後の生活をイメージしておく
心構えをして、まずは3ヵ月間乗り切ってほしい
育休復帰の準備をして、それで終わりではないですよね。
復帰をしたら、そこからはワーママ生活のスタートです。
どんな生活になるんだろう。何に悩むんだろう。
イメージがわかないと思います。
そんな方は、まずは育休復帰後3ヶ月間を乗り切ることを目標に、復帰後の生活をイメージしてみましょう。
育休復帰後の3ヶ月間については、別記事の「育休明けの心構えは?3ヶ月間の保育園休みの日数や気持ちの変化など大公開!」にてご紹介しています。それぞれの時期を乗り切るための心得も記載しているので、気になる方はご覧ください。
さいごに
この記事では、育休復帰に向けて準備すべきこと【仕事編】をご紹介しました。
さいごに1つ。
私がこれまでに聞いた、育休復帰ママを迎える側の発言を記載します。
私は、自分が育休復帰した立場でもありますが、仕事上、たくさんの育休復帰の場面を見てきました。
- 本当に長く働いてくれるんだろうか
- 1人にカウントしていいのか(どれくらい休むのか)
- 同業務の女性に負担がかかり、その子が嫌な思いするんじゃないか
- どう助けてあげればいいのか分からない
- 独身のメンバーが多いので、夕方に会議をしていたのにどうしたらいいのか
- 飲み会に誘っていいのか
育休復帰の方がたくさんいたり、何人も復帰していてノウハウのある職場もあるかもしれません。
でも現実はそうじゃないところがほとんどです。(悔しいですがまだワーママの歴史は浅い…)
でも、私たちはそんな中に身を置き、育休復帰して仕事していかなければなりません。
「周りの気持ち、不安を知ったうえで、自分を知ってもらう」自分自身が働きやすい環境にして行く努力も必要だよ、そんなことを頭の片隅にでも入れておいてくれたら嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
※もっと準備を進めたい方へ
〇育休復帰前に準備することのまとめ記事(家のこと編)はこちら▼
〇育休復帰前に準備することのまとめ記事(保育園のこと編)はこちら▼
〇ココナラで個人相談サービスも行っています。お気軽にどうぞ♪▼
育休復帰のモヤモヤ、相談のります 年間100名の相談を受ける2児ワーママが復職準備の方法を伝授
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