育休復帰後、「仕事と子育てを両立できるのか」「どんな生活になるのか」不安で仕方ないですよね。
- ワーママはキャリアを諦めざるを得ない
- とにかく夫は激務なので、私がなんとかしなくては
そんな結論を出す前に、やってほしいことがあります。
パートナーの戦力化
育休復帰後は夫婦ともに働き、夫婦ともに子育てや家事をする必要があるので、パートナーを巻き込み、同じ方向をむくことがどんな準備より1番大切です。
ワーママがキャリアを諦めないために、夫婦会議で話すこと6選をご紹介します!
本記事を参考に、自分だけが頑張る毎日にならないよう、準備していきましょう!
それではいってみましょう!
ワーママがキャリアを諦めないために育休復帰前に夫婦で話し合うこと6選
最初に、夫婦で話し合うこと6選をご紹介します。
順番に読んでも、読みたい項目にジャンプしてもOKです!
子育てに忙しくて、夫婦でしっかりと話す機会って意外とないですよね!
ここからはそれぞれの項目について具体的にご紹介していきます。
復帰後、どんな生活がしたいか
まずは自分の理想の生活を思い浮かべる
何を大切にしたいか。譲れないことはあるか。
理想の生活=ゴールです。
育休復帰は、ただ長期間お休みして戻るのではありません。
自分を取り巻く環境も、仕事観も、子どもを産む前の自分とは何もかもが変わった状態で復帰することになります。
今までの感覚でなんとなくスタートせず、今の自分が目指すゴールを明確にします。
自分の理想のくらしのイメージができた後に、夫婦ですり合わせをします。
ここがズレていたらずっとお互いしっくりこない生活になってしまうため、互いを尊重し夫婦のゴールを明確にしましょう。
復帰後、どんな働き方をしたいか
仕事のスタンスを決める
残業ありきでガッツリ働くのか
子どもが小さいうちは余力を持って働くのか
仕事のスタンス次第で生活は大きく変わります。
毎日のことだけでなく、長期的な目線でも話し合ってみましょう。
一時的に仕事の比重を減らすことになったとしても、ワーママだからとキャリアを諦めないでほしいです。
ここからは、具体的に話し合いたいポイントをご紹介します。
キャリアの頑張り時や節目は?
昇進試験や異動のタイミングなど、夫婦それぞれに仕事の「頑張り時」はあるはずです。
お互いのキャリアプランを知り、家族としてのキャリアプランを考えてみましょう。
わが家は私が頑張り時です…汗
(希望があれば)次の妊娠を検討するタイミング
子どもは授かりものなので、計画通りにはいきません。
しかし、仮に次の子どもが欲しくなった時に、産育休をいつ取るのか夫婦でイメージを持っておくと、仕事面でも家庭面でも目標が立てやすくなります。
特に、産育休でキャリアが途切れるのは女性ですよね。「1年はしっかり働いてから」など自分のキャリアを考慮した希望も大切にしてほしいと思っています。
(時短復帰の方)いつからフルタイムに戻す?
「いつからフルタイムに戻せるか」は実際に生活が始まってみないと分からないです。
しかし、せっかく夫婦で話し合う機会なので、一緒に検討してみましょう。
このタイミングで検討すると、「復帰時に職場にフルタイムに戻す時期の目安を伝えられる」メリットもあります。
「1年後にフルタイム復帰を目指しています。この1年間は時短でご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします。」と挨拶できちゃうんです(大真面目パターンなので真似しなくてもOK笑)
具体的に考えると、復帰後のイメージもわいてきた…!!
このように仕事のスタンスを夫婦ですり合わせをすることで、役割分担が明確になります。
- 今年はママの仕事が頑張り時。残業をしても結果を出す!
- その分パパは家事とかフォローよろしく!
という夫婦の共通認識があると安心です。
復帰後のタイムスケジュール
朝起きてから夜寝るまでのタイムスケジュールを、細かくシュミレーションしてみましょう。
在宅勤務の有無やシフトなど、スケジュールが複数パターンあり得る場合は全て考えておくと安心です。
実際に育休復帰前にわが家が考えたシュミレーションです▼
実際は当初の計画通りにはいかないことも多いです。
ですが、シュミレーションしたことで
- 感染予防で帰宅後すぐにお風呂に入りたいな
- 21時前に寝かせるのって意外と大変だな
- あれ?家事いつやるんだろう…?
などリアルな課題が見えてきます。
別記事の「【イメージして備えよう】時短復帰、1歳児ワーママのタイムスケジュール」にて育休復帰後の実際のスケジュールを紹介しています。もっとリアルにイメージしたい方はご覧ください。
リアルにイメージできると、「何を準備すればいいか」見えてくるね
毎日の家事を楽にする方法
多少お金をかけても時短にこだわろう
理想のくらし・働き方を実現するために、毎日の家事を楽にする方法を考えていきましょう。
ここからは「夫婦で見直したい」家事の時短ポイントをご紹介していきます。
朝ごはん
定番メニューを決めましょう
パターン化してしまえば、毎日考える手間がなくなり、準備も素早くできます。
例えば…
- 食パンとヨーグルトの日
- ご飯と納豆の日
調理不要で、さっと出せることも重要だよ!
夜ごはん
ミールキットや宅食サービス、ベビーフードをフル活用しましょう
- 親のごはん
惣菜や出前も活用しましょう。
手作りのものを食べたい場合、ミールキットなら料理苦手なパパも作れるので、家事分担もできますよ! - 子どもの離乳食
まだ離乳食のお子さんは、別で作る必要があります。(これが大変…)
「休日にまとめて作り置き」「ベビーフードフル活用」など、無理せずいきましょう。
保育園で栄養満点の給食を食べているから大丈夫!!
参考までに、わが家は「生協の宅配パルシステム」を利用しています。
週2日はお料理セット(ミールキット)で主人に夜ごはんを作ってもらい、「離乳食用のカタログ」から便利な商品を購入しています。
※パルシステムについて、以下の記事で満足ポイントをご紹介しています▼
(実際の商品の写真もあります)
洗濯
ドラム式洗濯機の購入を検討しましょう
保育園に行き始めると、家族が忙しくなるだけでなく、洗濯物の量が増えます。
ご飯食べこぼした・水遊びした・汗かいていた・おむつ漏れた、など、何度も着替えて帰ってきます。
ドラム式洗濯機があれば、洗濯は毎日「スイッチオン→畳んで収納」作業のみになります。
天気予報におびえて洗濯物が溜まることも、そもそも干す作業も無くなります。
わが家は買って良かった時短グッズ第1位がドラム式洗濯機です。今やドラム式洗濯機の無い生活は考えられません。
その他オススメの時短グッズについては、別記事の「育休復帰に買って良かった時短グッズ8選!ワーママ目線のランキングを紹介!」にて紹介しています。参考にしていただければ嬉しいです。
掃除
お掃除ロボットの購入を検討しましょう
自動で床のほこりや髪の毛を毎日掃除してくれるだけで、とても気持ちよく過ごせるようになります。
「最低限でもいいが家がキレイでないとしんどい!!」というママにはおすすめです。
食器洗い
食洗機の購入を検討しましょう
ちょこちょこ洗い物がでる育休中にはあまり必要なかったかもしれませんが、復帰後は違います。
朝ごはんの分、夜ごはんの分をまとめて1回、就寝前に洗ってしまうことで、食器洗いの時間を短縮することができます。
買い物
生協やネットスーパーを利用してみましょう
育休復帰後は平日に時間がないため、週末に1週間分の献立を考え、スーパーでまとめ買い。そんなママが多いと思います。
ですが、スーパーの往復で貴重な週末の時間が失われるのってもったいなくないですか?
- 生協(週1回)…生協にしかないもの。毎週買うもの
- イオンネットショッピング(いつでも)…それ以外の日用品や食品
など、上手く活用すれば、買い物の時間を短縮できますよ。
家事の時短。1つ1つは小さくても、全部見直しすれば大きな効果が出るよ
病気でお休みの時の体制
「子どもの体調不良によるお休み」は復帰後の1番の不安要素ですよね。
「突然のお迎え」「その後の看病」はママがやるものなんでしょうか?
私は、ママもしっかり働くのであれば、パパと分担すべきだと思っています。
お休みの頻度やタイミングに関しては、復職前はもちろん、復職後も分かりません。
月の半分休み…なんて月がある人もいれば、半年で2日程度しか休まなかったという人もいます。
だからこそ具体的にシュミレーションし、自分達に足りないサポートを埋める努力をすることが大切です!
わが家は復帰後1カ月で呼び出し2回、お休み5日でした。
その他工夫できること
最後に「理想のくらし・働き方」を実現するために他に工夫できることはないか、考えてみましょう。
- 週1日ずつ、残業OKな日(もう片方はワンオペ頑張る日)を作る
- 前日に仕事のスケジュールを共有する
- 休日の半日はお互い自由な時間(もう片方がワンオペ)を作る
- 月1回有休を取って子どもと遊びに行く
決まりはありません。夫婦の目指すゴールに向けて、具体的に考えてみましょう。
最後に
いかがでしたか?
最後に改めて、ワーママがキャリアを諦めないために、夫婦会議で話し合うことを復習してみましょう。
夫婦会議をすることで、「一緒に頑張ろう」と夫婦が同じ方向を向くことができます。
一緒に頑張るパートナーがいれば、ママの可能性はもっと広がるはずです。
子どもを産んだから、とママのキャリアを諦めず、長い目線で考えてほしいな、と思っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
※育休復帰準備をもっと進めたい方へ
育休復帰前に準備することのまとめ記事(家のこと編)はこちら▼
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