- 育休復帰にむけ、何をどのように準備すれば良いのか分からない
- 育休復帰の準備はいつから始めればいいの?
復職日が近づいてくると嫌でも頭に浮かんでくる不安。何かしなければと思っていても、子育ての毎日も忙しく、なかなか時間を作れないですよね。
でも、大丈夫です。安心してください!
この記事を読んで、少しずつ育休復帰の準備をしていくことで、今ある不安を最小限にして復職をすることができます!
絶賛ワーママ挑戦中でもあり、人材業界の営業として日々たくさんの職場を見ているプロとして、育休復帰前の準備を完全解説します。
ココナラで育休復帰の相談サービスもしています。ご興味ある方はぜひご相談ください♪
育休復帰のモヤモヤ、相談のります 年間100名の相談を受ける2児ワーママが復職準備の方法を伝授育休復帰前に準備すること17選をスケジュールや手順とともに完全解説します!
順番に対応していけば準備万端ですよ!それではいってみましょう!!
育休復帰前に準備すること17選
まずは育休復帰前に準備することをざっと確認してみましょう。
「家のこと」「仕事のこと」「保育園のこと」の項目別に順番にご説明していきますね。
家のこと
その1:自分のスタンスを固める
具体的な準備に取りかかる前に、「何のために働くのか」「復帰後の理想の生活」というゴールを明確にする必要があります。
これは、育休復帰の準備を進めていくうえで、一番大事なポイントといっても過言ではありません。
- 育休復帰の目的
あなたにとって復帰する意味って?
なんで大変な思いをしてまで復帰するの?
ex.お金のため、ママの自己実現 - 理想の生活
復帰後の理想の生活とは?
譲れないことはある?
ex.土日は家族でお出かけしたい、お金をかけてもいいから家族の時間を確保したい、1日30分は自分の時間が欲しい
その2:夫婦会議をする
復帰後の生活は家族で作るものです。
復帰後に変動することも多いので、細かいことをきっちり決めきる必要はありませんが、 家族で同じ方向をむけるよう、「復帰後の理想の生活」について話し合ってみましょう。
夫婦会議については別記事の「ワーママがキャリアを諦めないための夫の戦力化。夫婦会議で話すこと6選を徹底解説!」で詳しく説明していますので参考にしてみてくださいね!
「ママが一人で頑張る状態」を避けるためにも、とっても大切!!
その3:復帰後のタイムスケジュールを具体的に作成し課題を明確にする
在宅勤務の有無やシフトなど、スケジュールが複数パターンあり得る場合は全て考えておくと安心です。
タイムスケジュールを作成することで、
- 家事の時間が圧倒的に足りない
- 21時に寝かしつけるには1人では無理だ…
など具体的な課題が見えてくるはずです。
その課題を取り除くことこそが育休復帰までに必要な準備になります。
あくまで計画だから実際は変わる可能性もある。
それでも、復帰前に1日のスケジュールをイメージしておくことが大事だよ!!
その4:家事の負担を減らす
仕事が始まると家事に費やせる時間は今以上に減ります。
どこを工夫して日々やるべきことをこなしていくのか、考えましょう。
■料理
1番の工夫ポイントです。
「献立を考える」「食材を購入」「調理」「片付け」それぞれのフェーズで工夫できることはたくさんあります。
料理の時短については以下の記事でたくさんのアイディアを紹介しているので参考にしてみてくださいね▼
■洗濯
- ドラム式洗濯機や乾燥機の購入
- 「洗濯」「干す」「畳む」「収納」のしやすい動線の確保
などできることはたくさんあります。
■買い物
意外と時間がかかる買い物。
「ネットスーパー」や「宅配サービス」の活用で時間をグッと短縮することができます。
その5:家の中の整理
復職後、効率よく動けるようなレイアウトにしていきましょう。
不要なものはこの機会に断捨離し、「子どもが保育園に行く」「ママが仕事をする」という新たなルーティンに適応できる家具や家電、収納の配置にしていきましょう。
その6:手間と時間がかかることをやっておく
育休復帰したらしばらくは怒涛の日々。
今も大変だと思いますが、「いつかやらなきゃな…」と思っていたことに手をつけておきましょう。
「家の準備」については以下のまとめ記事でも紹介しています
仕事のこと
その7:働くスタンスを固める
働くうえでの自分のスタンスを明確にしましょう。
バリバリ働くのか、家庭中心に働くのか、などスタンス次第で生活は大きく変わります。
- 直近5年以内のキャリアの頑張り時や節目は?
- (希望があれば)次の妊娠を検討するタイミング
- (時短勤務予定の方)いつからフルタイムに戻す?
など、長期的な目線でも検討してみましょう。
その8: 仕事内容を思い出し今後の対応法を検討する
仕事の内容、覚えていますか?
復帰して困らないためにも、少しずつでいいので、仕事の予習をしていきましょう。
- 仕事の内容を思い出す
- 限られた時間で働く方法を考える
- 急な呼び出しやお休みの対応を検討する
ただ思い出して終わりではありません。
復帰後は今までと同じようには働けないため、「効率化」や「急なお休みの対応」など、新しい仕事のやり方までイメージしておくことが大切です。
仕事の予習については「【ワーママ】仕事の予習を忘れずに!安心して育休復帰しよう」にて詳細を公開しているので、参考にしてみてください。
復帰後ママの1日の大半は仕事になります。
忘れがちだけど、「仕事」に関しても準備して余裕を持ってスタートするのが肝心だよ!!
その9:復職面談に備える
復職時に人事担当や上司などと面談がある会社も多いのではないでしょうか?
仮に機会がない場合、復職後でもいいので必ず「今後のことを話す場」をセッティングしてもらいましょう。
「自分の意思」と「会社の期待、理解」を調整するためにとっても重要な機会です!
自分にとっても上司にとっても有意義な場になるように意識して話していきましょう。
復職面談については、「【育休復帰】職場に伝わる!復職面談の話し方【賢く伝えよう】」にてより詳細を説明しています。参考にしてみてくださいね。
その10:復帰初日に備える
余裕をもって初日を迎えられるよう、準備をしておきましょう。
- 仕事に必要な物をそろえる
- 復帰当初にやるべきことを整理しておく
- 挨拶を考えておく
初日に関しては「【育休】復帰初日の準備はこれで完璧【手土産は?挨拶は?】」にて詳細を説明しているので、参考にしてみてくださいね。
その11:復帰後の生活をイメージしておく
育休復帰後に何が起きるかなんて誰にも分かりません。
それでも、心構えができているだけで気持ちが少し楽になるはずです。私としてはまずは3ヵ月、どうにか乗り切ってほしいな、と思っています。
そのために、どんなことが起こりそうか、お休みはどれくらいありそうか、具体的にイメージしてみましょう。
最初の3ヵ月間の心得を「育休復帰後3ヵ月間の心得【保育園を休んだ日数も大公開】」にて公開しているのでよろしければ参考にしてみてくださいね。
「仕事の準備」については以下のまとめ記事でも紹介しています
保育園のこと
その12:保育園選び
育休復帰準備の初めの一歩となるのが、保育園選びです。
全てが理想通りの保育園に出会うことは難しいですが、自分なりに「やりきった」と後悔の無い選択をしてほしいです。
その13:サポート体制の構築
保育園に行き始めたその日から、突然の病気、お休みとの戦いはスタートします。
「呼び出し」「その日の病院」「お休みが続いた場合」の対処法を検討しておきましょう。
パパ?親族?病理保育?シッター?頼れる人はいますか?
その14:復帰後の生活に慣らしていく
パパとママも大変ですが、生活環境の変化により敏感なのはお子さんです。
お子さんがスムーズに保育園のスケジュールに移行できるよう、少しずつ育休復帰後の生活スケジュール通りに過ごしてみましょう。
その15:保育園に必要なグッズを準備する
保育園からの指示の通り、準備していきましょう。
- サイズ指定や手作り指定
- すべてのものに名前をつける
という縛りが大変さを倍増させます…
保育園準備の時短術については「【もれなく】保育園入園準備【簡単に】」にてアイディアを紹介しているので、参考にしてみてくださいね。
その16:保育園からの「食材確認リスト」対応
「食材確認リスト」とは、アレルギー有無を確認するため、保育園の給食が始まる前に事前に家で食べてきてください、という食材のリストです。
わが家は入園1ヵ月をきってからの事前説明会でこの用紙を渡されました。
リストには炭水化物・野菜・タンパク質・調味料など合わせて105種類も記載があり、グッズ準備なんかより1番焦りました。
市販のベビーフードなども有効に活用し、乗り切りましょう!
私は、ベビーフード裏の「原材料名」を見て、〇〇入ってるから確認OK!という感じで進めていました。
1つずつ調理して与えているわけではないので、リスクは自己判断になりますが、忙しい時期なので無理せず進めてくださいね!
その17:慣らし保育期間を有意義に過ごす
慣らし保育は、最初は短時間からスタートし徐々に時間を長くしていくため、1日フリーになるのは最後の少しだけですが、ぜひ有意義に過ごしてほしいと思います。
慣らし保育期間の過ごし方については「【先輩ママが伝授】慣らし保育期間を後悔なくすごすポイント5選」でも紹介しているので、参考にしてみてくださいね。
「保育園の準備」については以下のまとめ記事でも紹介しています
育休復帰までの準備スケジュールを公開
4月復帰を基準にしていますが、何月復帰であってもやるべきことは一緒です!
♦半年前まで(11月まで):自分のスタンスを固め、夫婦会議をする
♦5ヶ月前(12月):時間のかかる準備から取りかかる
「復帰までの準備」は何から始めても問題ありませんが、時間を要するものは先に進めておくと最後に慌てることが無くなります。
授乳中のママは卒乳するかも検討しよう
♦4ヶ月前(1月):家の準備を始める
♦3ヶ月前(2月):仕事の準備を始める 早い人は保育園準備もスタート
保育園の準備はなかなかハードな割に、説明会や案内がギリギリなことが多いです。
情報を入手出来次第、すぐに保育園準備をスタートしましょう。
♦2ヶ月前(3月):保育園準備完了 仕事、家の準備の大詰め お子さんとの思い出作りも忘れずに
♦1ヶ月前(4月):慣らし保育スタート 仕事、家の準備完了
いよいよ保育園はスタートし、復帰までのカウントダウン開始です!
この期間は「仕事はない」「子どももいない」まさに天国のような(笑)貴重な期間です。
慣らし保育という最後の自分時間を楽しみつつ、準備を完了させていきましょう。
3月くらいからは怒涛の忙しさ。
時間がかりそうなことは早めに始めておいた方が良さそうだね!
さいごに
いかがでしたか?
この記事では、育休復帰前に準備すること17選をご紹介しました。
これからは、子どもという大切な存在がいるからこそ、これまで以上に想定外のことがたくさん起こる生活になると思います。
それでも、ここまで準備を進めてきたあなたは「準備万端」です!!!
できることはやったよ!あとは「けせらけら~なるようになるさ~」
そんな気持ちで復帰するためのお手伝いができていれば嬉しいです。
一緒に働くワーママとして心から応援しています。
さいごまで読んでいただきありがとうございました!
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